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作成日：2009年4月27日_記事番号：T00014995
ＨＴＣの「Ｇ１」、米国で100万台突破
宏達国際電子（ＨＴＣ）のグーグルのＯＳ（基本ソフト）「アンドロイド」搭載スマートフォン「Ｇ１」は、昨年10月の米国発売以来、３月末までに同国での販売台数が100万台を突破した。販売を手掛けた通信キャリアのＴ－モバイルＵＳＡの親会社、ドイツテレコムの第１四半期決算報告で明らかになった。25日付工商時報が伝えた。
ＨＴＣは「Ｇ１」の出荷100万台の達成時期について当初「昨年末まで」と表明していたが、実際はアップルのiPhone ３Ｇの１週間での達成に比べ、大幅に遅れを取った格好だ。ただ、iPhoneを扱うキャリア、ＡＴ＆Ｔやスプリント・ネクステルがビジネスユーザーを中心にした高通話料のサービスを提供しているのに対し、Ｔ－モバイルは低通話料をセールスポイントとしており、単純な比較はできない。
さらに、Ｔ－モバイルＵＳＡはＧ１の発売後、３Ｇのユーザーを順調に増やしており、今年第１四半期のデータでは、３Ｇユーザーのうち３分の２がＨＴＣ「Ｇ１」の利用者だ。ＨＴＣは今後米国で、２代目アンドロイド機「マジック」などをＴ－モバイルＵＳＡを通じて発売する予定だ。
