ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

プロモスへの追加融資で正式契約、きょう実施へ


ニュース 電子 作成日:2009年4月27日_記事番号:T00014996

プロモスへの追加融資で正式契約、きょう実施へ

 
 財務危機に陥っている中堅DRAMメーカー、茂徳科技(プロモス・テクノロジーズ)は24日、8行からなる債権銀行団とシンジケートローン(協調融資)契約を正式に締結した。融資はきょう27日に行われ、プロモスは債務不履行に陥った海外転換社債(ECB)の公開買付も同日実施する予定だ。25日付中国時報などが報じた。

 なお融資額は上限30億台湾元(約87億円)となっているが、契約では「ECB公開買付に必要な額」とされているため、実際には22億~23億元規模にとどまるとみられる。

 債権行の一つで、当初融資に難色を示していた第一商業銀行(ファーストバンク)がまず22日に、最後に土地銀行が24日に董事会で実施を決め、2月中旬に銀行団が融資に同意してから約2カ月にわたって続いた条件交渉がようやくまとまり、正式契約に至った。