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力晶、社債の公開買い付け実施か


ニュース 電子 作成日:2009年4月27日_記事番号:T00014999

力晶、社債の公開買い付け実施か

 
 資金繰りが悪化しているDRAM大手の力晶半導体(PSC)が、6月17日に償還期限を迎える1億5,800万米ドルの海外転換社債について、茂徳科技(プロモス・テクノロジーズ)のケースにならい、額面を下回るディスカウントでの公開買い付けを実施するとの観測が出ている。25日付工商時報が伝えた。

 力晶側は「財務コンサルタント会社や社債保有者との交渉を経なければならないため、最終的な償還方式は別途公表する」と述べ、明言を避けた。

 力晶の株価は転換価格の20.17台湾元(1台湾元=2.87円)を大幅に下回り、24日時点で6.18元まで下落しており、このままでは社債保有者からの買い戻し請求が殺到する恐れがある。このため、力晶は米シティグループ系の財務コンサルタント会社「花旗環球財務顧問」に社債保有者との話し合いを委託した。