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AUOの3月大型パネル出荷、世界3位に返り咲き【表】


ニュース 電子 作成日:2009年4月27日_記事番号:T00015000

AUOの3月大型パネル出荷、世界3位に返り咲き【表】

 
 ディスプレイサーチの統計によると、3月の液晶パネル世界市場における友達光電(AUO)の大型パネル出荷枚数シェアは15.7%となった。1、2月は減産を進めた結果、世界3位の座を奇美電子(CMO)に奪われていたが、これを奪還した。27日付工商時報が報じた。
 
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 アナリストによると、AUOの3月の前月比出荷成長率は48%に上り、うちモニター用パネルの成長率は55%に達したという。

 ただ、出荷面積の3月のシェアは依然奇美電が世界3位を占めた。これは同月のテレビ用パネルの出荷面積成長率が、奇美電は41%とAUOの38%を上回ったことが要因とみられる。

 AUOは中部科学工業園区(中科)の第8.5世代生産ラインの設置スケジュール前倒しを決定しており、6月にも1万枚のガラス基板を投入する予定となっている。陳来助総経理は、今後は52、55インチ型といったよりサイズの大きい液晶テレビ用パネルを提供できるほか、32、46インチ型パネルもコストの引き下げが可能で、製品構成の強化につながると期待を語った。