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第3回江陳会談、「満足」は44%=中国時報


ニュース 政治 作成日:2009年4月28日_記事番号:T00015009

第3回江陳会談、「満足」は44%=中国時報


 馬英九政権発足後3回目となる中台公式協議(江陳会談)が26日に中国・南京で開かれ、▽直航便の定期便化・増便▽金融機関の相互進出▽犯罪の共同捜査──の3項目で合意したが、今回の協議に対し中国時報が27日に世論調査を実施したところ、44%の市民が「満足」と答えた。「不満」は22%だった。同調査は無作為に抽出した台湾住民(20歳以上)763人に対し電話で行われた。
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 今回の協議では、中国資本の台湾投資開放について1~2カ月以内に具体案を公表することで共同声明が出されたが、これに対し53%が「中国資本の台湾投資開放に賛成」、30%が「反対」と答えた。主な賛成理由は「台湾の景気振興に役立つ」で、反対理由は「大陸(中国)への依存度が高まる」だった。

 また、「今回の協議が『対等』だったか」との質問に対しては、「台湾の主権が損なわれた」と「損なわれなかった」がそれぞれ34.5%、34.6%とほぼ同率となり見方が分かれた。ただ昨年11月に行われた中台協議直後では、「損なわれた」という回答率は28%で、約6ポイントの上昇となった。

 馬英九政権の対中政策に対しては「満足」が49%、「改善の余地あり」が34%だった。