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作成日：2009年4月28日_記事番号：T00015017
中国旺旺のＴＤＲ上場、初日ストップ高に
食品大手、旺旺集団の中国持ち株会社、中国旺旺控股（ウォント・ウォント・チャイナ）は28日、預託証券（ＴＤＲ）を台湾株式市場に上場させた。香港株式市場の上場企業が台湾市場にＴＤＲを上場させたのは同社が初めてで、中国に進出している台湾企業のＵターン上場の誘発効果が期待されている。初日の取引は終値16.1台湾元のストップ高で、成立しない買い注文が35万株残る人気となった。
蔡明衍中国旺旺董事長は、「ＴＤＲ上場で集めた資金のうち10億元（約29億円）を公益のために拠出し、残りの資金は台湾での投資に充てたい」と語った。
中国旺旺の主要製品は米菓子、飲料、中華風おやつで、2008年の売上高は前年比42％15億5,000万米ドル。売上高の93％を中国市場で上げている。純利益は前年比３割増の２億6,200万米ドルだった。
