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群創光電、液晶モニター出荷で世界一に【表】


ニュース 家電 作成日:2009年4月28日_記事番号:T00015019

群創光電、液晶モニター出荷で世界一に【表】

 
 市場調査機関、ディスプレイサーチの統計によると、鴻海集団傘下のパネルメーカー、群創光電(イノルックス・ディスプレイ)は、受託生産による液晶モニター出荷台数が3月、前月比32%増の約330万台に達し、初めて冠捷科技(TPVテクノロジー)を超えて世界首位に躍り出た。市場予測では第2四半期も群創の出荷台数は1,040万台でTPVの980万台を上回り、引き続き首位を守るとみられる。28日付工商時報が伝えた。
 
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 3月の世界モニター出荷台数2位以下は、▽TPV、320万台(2位)▽佳世達科技(Qisda)、130万台(3位)▽緯創資通(ウィストロン)、50万台(4位)▽達裕国際科技、10万台(5位)――。

 群創の段行建董事長はこの結果に関し、「他社には自社ブランドによる出荷台数を含めていないところもある」と謙虚に語っている。

 市場予測によると、第2四半期もモニター用パネル価格は上昇が予想され、液晶モニターの出荷台数を後押しするもようだ。これにより、第2四半期の受託生産メーカー5社の出荷台数成長率は前月比8%程度を維持する見込みだ。