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台北松山〜上海虹橋便、夏に協議で合意【表】


ニュース 運輸 作成日:2009年4月29日_記事番号:T00015043

台北松山〜上海虹橋便、夏に協議で合意【表】

 
 台北松山空港と上海虹橋国際空港を結ぶ直航便の就航について、交通部民用航空局の李龍文局長は28日、「両岸(中台)の航空当局は、同問題について夏に協議を行うことで既に合意している」と明らかにした。29日付聨合報が伝えた。
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 李局長によると、26日の中台公式協議(江陳会談)では、台北~上海間の直航便数を週50便に増便するよう求めたが、中国側が「路線が混み合っている」という理由で拒否、週28便までの増便にとどまった。台北~上海便は搭乗率が高く座席の確保が困難な状態が続いているため、李局長は台湾人企業家から松山~虹橋間の就航を強く求められているという。

 日本と台湾は既に来年10月に松山と羽田の間に定期便を就航させることで合意しており、江陳会談で台湾側は「遅れると良い時間帯は日本に取られる」と中国側に決定を急ぐよう促したという。

 上海の虹橋空港および台北の松山空港はともに都心部に近いため、直航便が実現すれば利便性が大きく向上すると期待されている。