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台湾のキャッシュカード、北海道で引き出し可能に


ニュース 金融 作成日:2009年4月29日_記事番号:T00015044

台湾のキャッシュカード、北海道で引き出し可能に

 
 台湾銀行など大手9行は28日、北海道銀行(堰八義博頭取)との戦略提携により、来年1月から同9行発行のキャッシュカードで、北海道銀行のATM(現金自動預払機)から日本円を引き出せるようになると発表した。台湾のキャッシュカードが日本で使用可能になるのは初めてで、当初はATM6台でのサービス提供となる予定だ。29日付経済日報が報じた。

 対象となるのは、▽台湾銀行▽台湾土地銀行▽合作金庫銀行▽第一商業銀行▽華南銀行▽彰化銀行▽兆豊国際商業銀行▽台湾中小企業銀行▽玉山商業銀行(Eサン・コマーシャル・バンク)──のICチップ搭載キャッシュカードで、現在の発行枚数は1,500万枚余り。引き出し可能金額は未定だ。

 台湾の中華民国銀行商業同業公会(銀行公会)、銀行間ネットワークシステムを運営する財金資訊(FISC)および日本の北海道銀行、NTTデータ(山下徹・代表取締役社長)がこのほど、意向書に調印した。銀行公会理事長も務める張秀蓮台湾銀行董事長は、今後、同サービスを日本全国に広げたいと意欲を示した。

 昨年日本に観光に訪れた台湾人は延べ139万人で、うち約28万人が北海道を訪れている。