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統一のQ1黒字、前年比75%増【図】


ニュース 食品 作成日:2009年4月29日_記事番号:T00015050

統一のQ1黒字、前年比75%増【図】

 
 食品最大手、統一企業(ユニプレジデント)の第1四半期の純利益は20億6,900万台湾元(約59億2,000万円)で、前年同期比75%増と大幅に成長した。製品ラインナップの調整などで、粗利益率が24.53%と前年同期から4.02ポイント上昇し、利益を伸ばした。29日付工商時報が伝えた。
 
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 同社は第1四半期、小麦粉や油脂など利益率の低い加工食品の原材料類の、売り上げに占める割合を従来の40%から30%へと抑制。一方で、乳製品やパンなど高付加価値製品の割合を高めた。呉旭慧広報担当によると、飲食チェーンストアなどの開拓も好調だったという。

 このほか、業務外の投資事業による利益も前年同期比86.7%増の19億8,900万元に達した。

 第2四半期は、引き続き流通経路の開拓、および高付加価値製品に注力すると同時に、ブランド力を強化し市場シェアを高める方針だ。