ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2009年4月29日_記事番号:T00015056
鉄鋼グループの義聯集団(Eユナイテッド・グループ)はこのほど、ステンレス鋼大手、唐栄鉄工廠の株式を38%取得し、さらに中国鋼鉄が保有する唐栄株8%を譲り受ける方向で交渉を進めているもようだ。29日付経済日報が伝えた。
唐栄の呉豊盛董事長は外部の観測について言及を避けたが、「株式の受け渡し期日に当たる5月2日には持ち株の変化が明らかになる」と述べた。
唐栄は6月30日に定時株主総会を開き、役員の改選を行う。現在の持ち株比率からみて、義聯は唐栄の取締役会(定員11人)で3~5人を占めることになる見通しだ。
義聯集団はステンレス大手の燁聯鋼鉄(YUSCO)を傘下に置いている。唐栄への出資拡大はステンレス市場でのシェア拡大を狙ったものとみられる。
義聯集団は昨年、ステンレスの市場価格が下落した際、安値を付けた唐栄株を大量取得していた。当時も中国鋼鉄に唐栄株の譲渡を求めたが拒否された経緯がある。
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