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「LED製品供給不足に」=ライトン滕CEO


ニュース 電子 作成日:2009年4月30日_記事番号:T00015086

「LED製品供給不足に」=ライトン滕CEO

 
 光電関連製品大手、光宝科技(ライトン・テクノロジー)の滕光中執行長(CEO)は29日、末端市場の需要が回復を見せており、同社の発光ダイオード(LED)出荷量も増加していると語った。その上で、プリント基板(PCB)やLEDチップといった川上メーカーで供給不足が生じていることをLED業界の現在の最大の問題点として指摘した。30日付蘋果日報が伝えた。

 滕CEOによると、LED景気は起伏が激しく、5月までは受注の見通しが立っているが、下半期は未知数のため、在庫管理が課題となっているという。同社は製品ラインナップの調整を進め、シェアを高めることで、今四半期の前期比成長率を5~10%としたい考えだ。

 ライトンの第1四半期の連結売上高は194億4,600万台湾元(約570億円)で前期比で23.1%減少したが、純利益は前期比14.77%増の3億7,300万元となった。滕CEOは業績は第1四半期に底を打ち、既に反発に向け動きだしているという見解を表明した。