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BLMの中強光電、中国TCLと合弁設立


ニュース 電子 作成日:2009年4月30日_記事番号:T00015087

BLMの中強光電、中国TCLと合弁設立

 
 バックライトモジュール(BLM)メーカー、中強光電(コアトロニック)はこのほど、中国家電大手のTCLと、液晶テレビのバックライトモジュールを製造する合弁会社を設立する契約を交わした。中強光電は、広東省恵州にあるTCLの液晶テレビ組立工場内に、9月末までに生産ラインを設置、10月から量産を開始する予定だ。30日付工商時報が伝えた。

 中強光電の第1四半期の連結売上高は、133億3,100万台湾元(約390億円)で前期比19.9%減となったものの、純利益は1億3,900万元と黒字転換を果たした。昨年からの組織のスリム化、およびハイエンド製品の出荷増で粗利益率が16.1%に向上したことが奏功した。

 第2四半期は、バックライトモジュールの出荷量が全体で前期比5割以上成長するとみている。特にノートパソコンと液晶テレビ向けでは倍増する見込みだ。また、プロジェクター事業では、教育機関の入札案件に積極的に取り組むほか、超小型や超短焦点などの新製品を投入し、シェア20%維持を目標としている。