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「来年はノートPC世界首位に」=エイサー総経理


ニュース 電子 作成日:2009年4月30日_記事番号:T00015091

「来年はノートPC世界首位に」=エイサー総経理

 
 宏碁(エイサー)のジャンフランコ・ランチ総経理は29日、来年はヒューレット・パッカード(HP)を抜いてノートパソコン分野で世界首位に立つと宣言した。王振堂董事長も「マルチブランド戦略と超薄型ノートPC『Aspire Timeline』シリーズが首位への要」と指摘した上で、四半期ベースでは年内にも世界一を狙えると強気の姿勢を示した。30日付工商時報が伝えた。

 証券会社は、ランチ総経理が世界首位達成の年を従来目標の2011年より1年早めたことについて、「Timeline」の発売などで勝算が高いと自信を深めたためとみている。

 エイサーの第1四半期の連結売上高は、前年同期比6.51%減の1,190億8,600万台湾元(約3,500億円)、純利益は同31.7%減の20億2,600万元だった。王董事長は、為替レート変動と、金融危機による販売業者の信用力低下に応じて、出荷の一部を抑制したことが売上高減少の原因だとしている。

 第2四半期についてはフル稼働が見込まれ、売上高、出荷台数、利益いずれも前期比で成長すると予測している。王董事長は、ノートPC出荷台数について、下半期は上半期比で3~4割成長、通年で25~30%成長の3,100万~3,300万台を目指すとした。