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SPIL、Q1の減収幅縮小


ニュース 電子 作成日:2009年4月30日_記事番号:T00015093

SPIL、Q1の減収幅縮小

 
 半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)大手、矽品精密工業(SPIL)は29日、今年第1四半期の決算を発表した。売上高は前年同期比26%減の92億300万台湾元(約270億円)で、市場予測の35%よりも減益幅が小さかった。純利益も市場予測を上回る2億6,200万元だった。30日付工商時報が伝えた。

 林文伯董事長は29日、「中国の家電普及政策で関連ICの需要が伸び、第1四半期は半導体業界に光が差した。半導体景気は既に底入れし、正常な季節変化に移行した」との見方を示した。

 林董事長はまた、インテルやノキアなどが対外的に「第1四半期が景気の底だった」と表明していることからみて、過去2四半期に半導体産業は在庫を解消し、回復段階に入ったとの見方を示し、回復基調が今年下期から2010年にかけて続くと予測した。