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メディアテックのQ1純利益、前期の2.4倍


ニュース 電子 作成日:2009年4月30日_記事番号:T00015096

メディアテックのQ1純利益、前期の2.4倍

 
 IC設計最大手、聯発科技(メディアテック)が29日発表した第1四半期の純利益は70億300万台湾元(約205億円)で、前期比143.1%増、前年同期比73.7%増と大幅に成長した。謝清江総経理は、携帯電話用チップ出荷の好調を理由に挙げた。30日付経済日報が報じた。

 謝総経理によると、携帯用チップは同社輸出全体の40%以上を占め、中国、インド、東南アジア、中東などの100カ国以上に出荷されている。今年通年の出荷目標は2億5,000万セット以上を維持することだ。

 同社の第1四半期連結売上高は、前期比15.7%増、前年同期23.4%増の239億600万元だった。粗利益率は、コスト改善およびハイエンド製品の出荷比率向上で、前期の54.5%から56.1%に上昇した。

 謝総経理は、第2四半期は顧客の在庫水位が低いため出荷成長が望めるが、下半期は世界経済全体の見通しが不透明なため、楽観できないとしている。