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エコバスや福祉用途バス、貨物税5年間全額免除へ


ニュース 運輸 作成日:2009年5月4日_記事番号:T00015104

エコバスや福祉用途バス、貨物税5年間全額免除へ

 
 温室効果ガスの発生を抑制できる天然ガスや電動、ハイブリッド式のバス、および車いすでも乗り降りしやすいノンステップバスなどの普及を目的とした貨物税条例の改正案が30日、立法院財政委員会の初審を通過した。発効してから5年間、対象となるバスを購入した場合は貨物税が100%減免、ノンステップバスを輸入する際は関税が無期限に5割減免となる見通しだ。1日付経済日報が伝えた。

 国民党の丁守中立法委員によると、輸入ノンステップバスはそれぞれ15%の関税と貨物税、5%の営業税を加えると、4割近い税負担が生じるため、これまで完成車の輸入例がないという。財政部の試算では、改正案施行で税負担が輸入価格の13%程度に抑えられる見込みだ。

 輸入バスの関税について協議の結果、経済部工業局はノンステップバスのみ7.5%に半減させることに同意したが、天然ガスなどのエコバスについては現行の15%(その他乗客数10人以上の専用車は29.8%)を維持することとを決めた。