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作成日：2009年5月4日_記事番号：T00015107
遠東航空、民事再生計画に認可
台北地裁は４月30日、経営破綻（はたん）した遠東航空（ファーイースタン・エア・トランスポート）の民事再生計画を認可した。再生手続きの責任者には関思屏総経理代理らが指名された。遠東国際商業銀行や弁護士が監督委員を務める。２日付経済日報が伝えた。
遠東航空は台北地裁に対し、交通部民用航空局（民航局）に運航免許の１年延長を求めるように要求していたが、同地裁は権限がないとして退けた。李龍文・民用航空局長は「免許期限は５月16日までで、民航法に基づけば延長はできないため、運航再開の可能性は極めて遠のいた」と述べた。
台北地裁は経済部、民航局などが遠東航空の民事再生手続きを支持している上、航空機の保守点検分野で市場が見込めることを認可理由に挙げた。同地裁はまた、遠東航空が将来的に格安航空会社に業態転換することを提言している。
