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作成日：2009年5月4日_記事番号：T00015110
阿痩皮鞋、Ｑ４に中国へ進出
紳士・婦人靴製造販売の阿痩実業の羅水木董事長は１日、早ければ今年第４四半期にも中国で靴の販売事業を始める計画を明らかにした。既に上海、蘇州、杭州、成都などの視察を終えており、直営店および百貨店のテナントの形で、中国市場を積極的に開拓する考えだ。２日付工商時報が報じた。
同社は台湾で百貨店などの店内店を含め239店舗を展開、人口３万～４万人の都市のほとんどを網羅し、ほぼ飽和状態に近い。このため、中国を次の開拓すべき市場として位置づけている。
今年第１四半期は、消費券発行およびそれに伴う販促活動の効果で売上高は10億台湾元（約30億円）と前期比30％の増収となった。４月は消費券効果は既に下火になったが、前月比12％増収と好調を維持した。
昨年の販売は120万足で、売上高は前年比18％増の33億5,000万元だった。今年の販売目標は150万足で、売上高は38億元を目指している。
