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中国シリコン大手、台湾に研究拠点設置検討


ニュース その他製造 作成日:2009年5月4日_記事番号:T00015116

中国シリコン大手、台湾に研究拠点設置検討

 
 中国の太陽電池用シリコンウエハー最大手、江西賽維(LDKソーラー)の彭小峰董事長はこのほど、香港で台湾紙経済日報の取材に応じ、台湾に研究開発(R&D)拠点の設置を検討していることを明らかにした。将来的な台湾への投資も視野に入れている。4日付同紙が伝えた。

 彭董事長は「政策緩和で将来的に(中台)双方の協力分野はより深まる。出資などの方式もあり得る」と指摘した。

 LDKは台湾の昇陽光電科技(ソーラーテック・エナジー)、新日光能源(ネオ・ソーラー・パワー)と取引関係があり、特に昇陽光電はLDKの生産基地がある江西省新余市に工場を設置している。台湾政府が中国資本による対台湾投資の開放に動く中、LDKが台湾企業への出資に動くかどうか注目される。彭董事長は15日から台湾を訪問する。