ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

DRAM大手4社、Q1は計307億元の赤字【図】


ニュース 電子 作成日:2009年5月4日_記事番号:T00015120

DRAM大手4社、Q1は計307億元の赤字【図】

 
 DRAM大手、力晶半導体(PSC)、南亜科技、華亜科技(イノテラ・メモリーズ)、茂徳科技(プロモス・テクノロジーズ)の第1四半期純損益は、4社で計307億台湾元(約920億円)余りの赤字となった。昨年第4四半期より規模が縮小したものの、1日当たり3億4,000万元の純損失が出た計算だ。アナリストは、「DRAM価格が製造コストを下回る状態が続けば、各社はさらに厳しい状況に追い込まれる」と指摘した。1日付経済日報が報じた。

T000151201

 
 各社の第1四半期の純損失は、▽力晶、62億8,600万元▽南亜科、105億1,300万元▽イノテラ、53億1,600万元▽プロモス、85億9,500万元──。

 中でもプロモスは、第1四半期末時点の手持ち現金2億5,100万元に対し、短期負債279億元を含めた負債総額が821億元以上に上っており、依然危機的な財政状況が続いている。ただ、総資産は1,184億元で負債総額を上回っている。