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HTCがアンドロイド携帯発表、中華電信が独占販売


ニュース 電子 作成日:2009年5月4日_記事番号:T00015123

HTCがアンドロイド携帯発表、中華電信が独占販売

 
 宏達国際電子(HTC)は30日、「アンドロイド」プラットフォーム搭載スマートフォン「HTCマジック」を、独占販売権を獲得した中華電信とともに発表した。アンドロイド機の販売は台湾初で、希望小売価格は2万900台湾元(約6万3,000円)。中華電信の月額通話プランとのセット価格は来月発表される。周永明執行長(CEO)は、「必ず人気が出ると保証する」と新機種の販売に自信を見せた。1日付経済日報が伝えた。

 一方、中華電信は、同じく独占販売として扱うアップルの「iPhone 3G」と競合するのではないかとの問いに対し、「『最先端機種なら中華電信』とアピールできるため問題ない」との認識を示した。

 HTCの鄭慧明財務長(CFO)は、第1四半期には市場在庫の消化が進んだため、第2四半期は健全な成長が見込まれるとした上で、同社業績は4月に正常水準に回復、5~6月は月ごとに成長するとの見通しを示した。第2四半期の売上高は「マジック」発売による効果も期待されることから、前期比2割以上、前年同期比約10%の成長となる375億~385億元を目指すと語った。