ニュース 電子 作成日:2009年5月4日_記事番号:T00015124
エリクソンのマッツ・オルソン大中華圏社長は、先ごろ中国最大の携帯電話キャリア、中国移動通信(チャイナ・モバイル)が遠伝電信(ファーイーストーン・テレコム)への出資を表明したことについて、「台湾の通信機器・サービス関連企業にとってまたとない飛躍のチャンス」と指摘した。その上で、台湾企業はエリクソンの推進する次世代通信規格、LTEの技術で中国および世界市場での商機獲得を目指すべきとの考えを示した。1日付経済日報が伝えた。
オルソン社長は、「台湾の関連企業の研究開発はWiMAX技術に集中しているが、長期的には第3.5世代(3.5G)と呼ばれるHSPA、3.75Gと呼ばれるHSPA+を経由してLTEが優勢となるのは間違いない」との認識を示した。さらに「中国ではWiMAX普及の余地はない」と語り、台湾企業も速やかにHSPAやLTE分野に参入すべきと提言した。
エリクソンは先ごろ、台湾にLTEテストセンターを設立する考えを示しており、台湾メーカーによるLTE製品開発のサポートに意欲をみせている。
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