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尖閣行き計画の民間団体、「政治圧力で中止に追い込まれた」


ニュース 社会 作成日:2009年5月5日_記事番号:T00015132

尖閣行き計画の民間団体、「政治圧力で中止に追い込まれた」

 
 尖閣諸島魚釣島(台湾名・釣魚島)の領有権を主張する台湾の民間団体「中華保釣協会」は4日、午後11時に尖閣諸島を目指し、台北県瑞芳鎮深澳漁港を漁船で出発する予定だったが、波が高く危険だとして急きょ中止した。しかし、同協会はその後開いた記者会見で、「今回抗議活動が中止になったのは政治的な圧力がかけられたため」と明らかにした。5日付中国時報が報じた。
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「日本は魚釣島から出て行け」と声を上げる今回の抗議活動には台湾、香港、マカオ、米国から集まった活動家が参加する予定だった(4日=中央社)
 
 同協会の胡卜凱広報担当によると、1週間前に国家安全会議(国安会)の蘇起秘書長らと面会した際、今回の活動を自粛するよう要請されたという。蘇秘書長は「活動は支持するが、現在馬英九政権が日本との関係改善に努める中、同海域で不測の事態が発生すれば、両岸三地(台湾・中国・香港)、日本、米国などを含めた国際情勢に影響が出る」との懸念を示したという。

 また胡氏によると、行政院農業委員会漁協署の副署長が1日、漁船の船長を訪れ、「出港すればライセンスを取り消す」などと脅したという。

 これに対し国安会は、「誠意を込めて要請しただけで、圧力をかけたという事実はない」と反論している。