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「最も困難な時期は過ぎた」=邱正雄行政院副院長


ニュース その他分野 作成日:2009年5月6日_記事番号:T00015163

「最も困難な時期は過ぎた」=邱正雄行政院副院長

 
 邱正雄行政院副院長は5日、台湾経済の現状について、「最も困難な時期は既に過ぎ去った」と発言した。6日付聯合報が報じた。

 邱副院長はまた、馬英九政権発足から1年を振り返り、原料価格の高騰や金融危機など数多くの試練を迎えたが、公共建設の拡大などの対策によって乗り切ったという認識を示した。

 尹啓銘経済部長も、「景気が好転したかはさらに1~2四半期を経なければ分からないが、各指標からは景気が徐々に下げ止まっていることがうかがえる」と語った。

 邱副院長らの見解に対し、宝華総合経済研究院の梁国源院長は「今年第1四半期が谷底で、第4四半期は必ずプラス成長となるだろう」と述べつつ、「電子業界は緊急受注で潤っているが、これが正常な受注へと変化しなければ景気回復は早くても来年となる」と指摘した。