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作成日：2009年5月7日_記事番号：T00015195
国泰人寿、中国投資に１千億元準備
国泰金融控股は６日、傘下の生命保険会社、国泰人寿保険が既に中国の株式投資および不動産投資に向け1,000億台湾元（約3,000億円）以上の資金を準備していることを明らかにした。国泰金の陳祖培総経理は、「保険会社の大陸（中国）投資が、いつ、どの項目を対象に、上限額がいくらで開放されるかによって投資ターゲットが決まる」と語った。７日付工商時報が報じた。
国泰金の陳総経理は６日の業績説明会で、今後の経営方針について言及し、その中で国泰人寿の投資資金のうち約４％を中国投資に振り向けると語った。まず中国で国泰人寿が入居しているビルへの投資から始め、徐々に投資収益率を高めたい考えだ。
また、中国資本による台湾投資が今後開放される中、陳総経理は「当社は中国資本による出資、提携に対しオープンなスタンスを取る」と語り、長期的戦略パートナーとしての中国資本受け入れを歓迎する考えを示した。
