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作成日：2009年5月7日_記事番号：T00015209
光学フィルムの華宏新技、恵和と提携へ
光学フィルムの華宏新技は、恵和（本社・大阪市東淀川区、長村恵弌社長）と提携し、光拡散シート塗布分野への参入を計画している。７日付工商時報が伝えた。
華宏新技は恵和からの技術導入により、光学フィルムの生産から裁断までの一貫生産を行い、コストを削減したい構えだ。
華宏新技は第１四半期の１株当たり純損失が0.58台湾元に達したが、３月単月では損益均衡となり、設備稼働率も80％まで回復した。４月の連結売上高は前年同月比21.1％増の５億1,000万元（約15億1,000万円）を確保した。同社は第２四半期には黒字転換が可能とみている。
同社は中国で蘇州、寧波、恵州に続き、アモイ工場での生産を今月から開始する。液晶パネル市場の回復を追い風に、中国の現地顧客に近い立地で出荷を増やしていく。
