台塑集団（台湾プラスチックグループ）が７日発表した主要４社の４月の合計売上高は、前月比13.45％増、前年同月比30.38％減の898億5,000万台湾元（約2,690億円）だった。８日付中国時報が報じた。
４社個別の４月売上高は、▽台湾塑膠工業（フォルモサ・プラスチックス、台塑）、130億1,540万元（前月比13.09％増）▽台塑石化（フォルモサ・ペトロケミカル）、444億8,851万元（同11.48％増）▽南亜塑膠工業（南亜プラスチック）、138億6,901万元（同26.16％増）▽台湾化学繊維（フォルモサ・ケミカルズ＆ファイバー、台化）、184億8,103万元（同10.10％増）──で、全社が前月比で売り上げ伸ばした。
台プラグループは中華信用評等（タイワン・レーティングス）の長期発行体格付けを「ｔｗＡＡ＋」から「ｔｗＡＡ－」に引き下げられたばかりだが、第１四半期の利益は回復しており格下げが株主の権益や株価に影響はしないと強調した。
