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作成日：2009年5月8日_記事番号：T00015241
ＴＳＭＣ、中国地区総経理が交代
台湾積体電路製造（ＴＳＭＣ）は７日、中国地区総経理に上海松江第10工場長の陳家湘氏を昇格させる人事を明らかにした。前任の趙応誠氏は台湾本社に戻り、新事業部門のトップに就任する。８日付経済日報が伝えた。
市場関係者は、同社上海工場が2003年８月の設立から６年近くが経過しても黒字化していないため、今回の異動を更迭人事として受け止めている。陳氏は第７工場長、第３工場長などを歴任し、今年の春節（旧正月）後に上海に赴任していた。
上海松江工場は0.18マイクロメートル製造プロセスを採用して８インチウエハーで生産しており、第１四半期の最終損益が12億3,800万台湾元（約37億円）の赤字だった。
