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通信大手各社、2G免許延長を要求


ニュース 電子 作成日:2009年5月11日_記事番号:T00015266

通信大手各社、2G免許延長を要求

 
 通信大手各社が保有する第2世代(2G)携帯電話事業免許が2012年以降、相次いで期限切れを迎える。交通部は周波数の有効活用に努める立場から免許を回収したい構えだが、通信各社は免許延長を求めている。11日付経済日報が伝えた。

 交通部郵電司は最近、野村総合研究所(NRI)に2G免許政策に関する検討作業を委託しており、来年にも2G免許の更新を認めるか否かを決定する構えだ。

 通信3社は、携帯ユーザーの約半数が依然2G携帯を使用しているため、免許回収は消費者権益の侵害につながると主張。海外からの旅行者が2G携帯でローミングサービスを利用できなくなることなども問題点として挙げている。

 一方、第3世代(3G)携帯電話と次世代移動通信規格WiMAX(ワイマックス)の事業者は、当初方針通りに2G免許を回収し、第4世代(4G)規格やLTEと呼ばれる新規格を視野に周波数を割り当てるべきだと主張している。通信3社による寡占を打破したい後発業者の思惑が垣間見える。