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作成日：2009年5月11日_記事番号：T00015270
メディアテック、４月は過去２番目の売上高
ＩＣ設計最大手の聯発科技（メディアテック）は８日、４月の連結売上高が前月比2.04％増、前年同月比17.47％増の97億8,900万台湾元（約292億円）となったことを発表した。当初予測された100億元には達しなかったものの、昨年９月に次ぐ過去２番目の売上高を記録した。９日付工商時報が報じた。
同社は、中国における携帯電話向けチップ顧客の輸出が好調だったことが、４月の安定した業績成長につながったと説明した。現在中国で製造される携帯電話の50％以上が輸出されており、メディアテックの業績も中国国内市場自体の動向から受ける影響が小さくなっているという。
第２四半期の連結売上高予測は、前回の業績説明会の説明通り、前期比６～15％増としている。市場では、同社の５月売上高は４月と同水準、第２四半期の出荷量は前期比25％以上増加して9,000万セットを超えると予測している。
