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自転車大手3社、オフシーズン到来で4月減収


ニュース その他製造 作成日:2009年5月12日_記事番号:T00015286

自転車大手3社、オフシーズン到来で4月減収

 
 自転車メーカー大手3社は4月、オフシーズンの第2四半期に入ったことで、そろって前月比減収となった。最大手、巨大機械工業(ジャイアントMFG)の売上高は、前月比26.21%減の9億4,300万台湾元(約28億円)で、連結売上高は同5.52%減の34億7,000万元だった。美利達工業(メリダ)は4億6,300万元(前月比35.87%減)で、愛地雅工業(アイディール)の4億9,300万元(同7.1%減)を下回った。12日付工商時報が報じた。

 3社で唯一前年比でもマイナス成長(29.86%減)となったメリダの鄭文祥副総経理は、「当社は自社ブランド向け製品のみを製造するため、受託生産を手掛ける他社よりも早くモデルチェンジシーズンに入り、その影響が出た」と説明した。また、7~8月の受注は前年比増となる見込みだとした。

 ただ、主要な輸出市場である欧州で、不景気の影響で複数の大手販売業者が発注を先送りするという観測が出ており、第3四半期業績への悪影響が懸念されている。