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作成日：2009年5月12日_記事番号：T00015298
ＴＳＭＣ、グリーンエネルギー参入を検討中
台湾積体電路製造（ＴＳＭＣ）の蔡力行執行長（ＣＥＯ）が外電に対し、グリーンエネルギー分野への参入を検討していると述べたことについて、同社は11日、「参入をずっと検討してきたが、結論はまだ出ていない」と説明した。12日付工商時報が伝えた。
同社をめぐっては、発光ダイオード（ＬＥＤ）や太陽電池などグリーンエネルギー分野への参入に関心を抱いていることがこれまでもたびたび伝えられてきた。実際に参入が決まれば、同社設立以来22年で初めて非ウエハー分野に進出することになる。
蔡執行長は業績説明会でも、「潜在力がある市場展開を模索しており、いかなる機会も放棄しない。現時点ではいずれの投資計画も検討段階で、具体的には何も決まっていない」と述べていた。
