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外食チェーンの王品、低価格帯レストランに参入へ


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年5月13日_記事番号:T00015311

外食チェーンの王品、低価格帯レストランに参入へ

 
 ステーキ店や和風料理店を展開する域内レストランチェーン最大手の王品集団は今年下半期、客単価200台湾元(約590円)程度の低価格帯レストランチェーンを新たに展開する。13日付経済日報が伝えた。

 王国雄副董事長によると、景気が低迷する中、客単価250元の傘下チェーン「品田牧場」5店舗は、連日行列ができるほどの人気で、特に台中店では1日12万~15万元と予想以上の売上高を記録している。これを商機とみて新チェーン立ち上げを決めたという。

 王品の1~4月の売上高は前年同期比4.4%の14億元。今年の売上目標は前年比10%増以上の52億元に設定している。

 王品は今後、直営店を台湾で75店舗から250店舗に、中国では27店舗から750店舗まで拡大し、中台で計1,000店舗の展開を目標としている。戴勝益董事長は「目標達成後、2021年に米スターバックスをモデルとしてアジアを皮切りに各国でフランチャイズ展開を開始し、30年に世界で1万店舗を目指す」と語った。