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作成日：2009年5月13日_記事番号：T00015313
宏泰人寿、中国・泰康人寿から出資受け入れか
宏泰人寿保険は、日本の太陽生命保険から11％の出資を受けることで合意したことに続き、中国生保業界４位の泰康人寿保険からも出資を受ける方向で交渉を進めているとの観測が高まっている。13日付経済日報が伝えた。
消息筋によると、宏泰人寿の周国瑞董事長ら経営陣が今月20日に北京を訪れ、泰康人寿側と株式の持ち合いも視野に交渉を行うもようだ。ただ、周董事長は「北京入りは販売協力に関するもので、中国資本受け入れとは関係ない。重大な進展はない」と説明した。
宏泰人寿が泰康人寿から出資を受ければ、豊富な資金を確保できる上、中国進出の足掛かりとなるだけにメリットが大きい。周董事長はこれまでにも「経営の国際化が必要で、中国資本であろうがなかろうが、優良企業による善意の出資で経営理念が共通していれば分け隔てなく扱う」と述べている。
