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仁愛路の老朽マンション改築、第一銀と融資契約


ニュース 建設 作成日:2009年5月13日_記事番号:T00015315

仁愛路の老朽マンション改築、第一銀と融資契約

 
 第一銀行は12日、台北市仁愛路のマンション「尚華仁愛大楼」の入居者が推進する再開発計画を支援する契約を結んだ。建設費の100%を融資し、高級マンションに改築する内容で、台北市中心部の老朽マンション改築の起爆剤となりそうだ。13日付経済日報が伝えた。

 現在同マンションは地上12階、地下1階、全52戸だが、改築後は地上15階、地下5階となる。改築費用は8億4000万台湾元(約24億6,000万円)を見込む。

 同マンションは1999年の台湾大地震後、要注意建築物に指定され、これまでも建て替えが検討されてきた。建築コストは1坪当たり20万元で、完成後は1坪当たりの時価が現在の50万元から100万元以上に膨らむ見通しだ。現在の入居者は現住物件に相当する新物件が割り当てられる。また、容積率を798%に拡大することで延べ床面積を増やし、分譲販売して得た収入を融資返済に充てる計画だ。