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LED各社の受注好調、サムスン液晶TVの積極採用で【表】


ニュース 電子 作成日:2009年5月13日_記事番号:T00015328

LED各社の受注好調、サムスン液晶TVの積極採用で【表】

 
 発光ダイオード(LED)大手の晶元光電(エピスター)、璨円光電(フォルモサ・エピタキシー)が、韓国サムスン電子によるLEDバックライト搭載液晶テレビの積極展開を受け、受注が好調だ。13日付経済日報が報じた。
 
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 エピスターは、青色LED、赤色LEDの生産ラインがフル稼働で、5月の受注は10億台湾元(約29億円)を超えるという。張世賢副総経理は、特に光度200mcd以上の高輝度製品の生産が追い付かないとうれしい悲鳴を上げた。

 璨円光電は4月、前月比16%の増収で、業界最高の成長率となった。大型パネルのバックライト用が、既に売上全体の40%近くを占める。

 サムスンが台湾に発注する高輝度青色LEDは今年2億個以上が予想され、うち8割をエピスター、2割を璨円光電が受注する見通しだ。

 また、泰谷光電科技(テクコア)はサムスンのサプライチェーンに含まれていないが、市場の供給不足により恩恵を受け、4月の売上高が同3.4%増の980万元と過去2番目を記録した。同社は高輝度青色LEDの月産能力を現在の3,000万個から、6月には5,000万個、年内に1億個まで拡大する計画だ。