20日で就任１周年を迎える馬英九総統の施政について中国時報が行った世論調査で、「満足」と答えた割合が56％、「不満」が34％となり、過半数がプラス評価を与えていることが明らかとなった。また劉兆玄行政院長と内閣に対する調査でも「満足」が約50％となり、これまでで最高を記録した。14日付中国時報が報じた。
直近の中台公式協議（江陳会談）直後に行われた４月27日の調査では、馬総統への満足度は44.9％にとどまったが、その後の株価急上昇、不動産市場の回復が支持率に好影響を与えたもようだ。
また、各閣僚に対する調査での「満足」の割合は、78％の葉金川行政院衛生署長が最高で、53％の廖了以内政部長が２位、22％の陳肇敏国防部長が最下位となった。なお、株式市場の好調に伴い、尹啓銘経済部長と李述徳財政部長に対する満足度が前回調査に比べ約20ポイント急上昇した。
同調査は11～12日、無作為に抽出した台湾に住む18歳以上の成人1,019人に対し電話で行われた。
