ニュース
金融
作成日：2009年5月14日_記事番号：T00015342
台北ＭＲＴの金融サービス、国泰世華銀が運営継続
台北ＭＲＴ（都市交通システム）におけるＡＴＭ（現金自動預払機）設置や「悠遊カード」への入金サービス提供などの金融サービス運営権（５年）に関する入札が13日行われ、現在同サービスを行っている国泰金融控股傘下の国泰世華銀行が3,201万台湾元（約9,300万円）で再度落札に成功した。14日付経済日報が報じた。
これまで13年にわたり台北ＭＲＴでの金融サービスを請け負ってきた国泰世華銀は、今後も台北ＭＲＴ全線のサービスを独占する。陳祖培総経理は「台北では市民がＭＲＴに乗るたびに当行のロゴを目にすることになり、高い広告効果によってさらなる顧客獲得が期待できる」と語った。
なお、これまでＭＲＴ金融サービス運営権の落札価格は１億元以上だったが、今回は最低落札価格の3,101万元をわずか100万元上回る額にとどまった。
