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台北の完成済み住宅販売、大安区と三重市が人気


ニュース 建設 作成日:2009年5月14日_記事番号:T00015347

台北の完成済み住宅販売、大安区と三重市が人気

 
 不動産仲介大手、信義房屋が13日発表した第1四半期の完成済み住宅販売市場の地域別ランキングによると、台北市と台北県で売れ行きが最も好調だったのは大安区、三重市となった。14日付工商時報が伝えた。

 信義房屋の蘇啓栄・不動産企画研究室主任によると、物件の平均価格が台北市内で最も高い大安区では、昨年下半期以降の価格下落が落ち着き、販売物件も増え、優良物件を求める消費者が市場に戻り始めているという。また物件の発売から成約に至るまでの日数が最も短かったのは南港区だった。

 三重市は、初めて物件を購入する消費者による都市交通システム(MRT)駅予定地付近の物件の検討や、投資目的の不動産購入者が増加したもようだ。

 蘇主任は、政府の総額2,000億台湾元(約5,800億円)に上る住宅ローン補助や、低金利に加え、市況が好転したとの見方が増えてきたことで、消費者が物件購入に積極的になっていると指摘した。