ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2009年5月14日_記事番号:T00015349
行政院公平交易委員会(公平会、公正取引委員会に相当)は13日、ステンレス大手の燁聯鋼鉄(YUSCO)と唐栄鉄工廠による合併計画を認めない決定を下した。14日付工商時報が伝えた。
YUSCOは唐栄鉄工廠の株式34%以上を取得したことを受け、公平交易委に経営統合を申請していた。公平交易委は、両社が合併した場合、台湾内での市場シェアが50%以上に達し、市場価格の上昇を導く懸念があると判断した。
これについてYUSCOの林義守董事長は「鉄鋼メーカーの提携や合併は世界的な流れであり、政府はそれを奨励し、産業競争力を高めるべきだ。公平交易委が統合を認めない理由が分からない」と不満を表明した。
燁聯鋼鉄を傘下に置く義聯集団(Eユナイテッド・グループ)は、唐栄が6月30日に開く取締役会で同社に董事を派遣し、唐栄の経営への影響力を強める構えだ。
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