ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2009年5月14日_記事番号:T00015351
めっき鋼および焼付鋼大手の盛餘(SYSCO)と燁輝企業は、原料となる熱延製品の国際価格上昇、および輸出受注が順調に増えていることから、7月の輸出価格引き上げを決定した。1トン当たり約30米ドル、平均5.45%の値上げで、めっき鋼は1トン580米ドル、焼付鋼は680米ドル程度となる予定だ。14日付工商時報が伝えた。
2社は今月初旬、6月分の価格について、鉄鋼製品の川下に位置するメーカーとしては国際鉄鋼価格の下落が始まった昨年第4四半期以来、初めての値上げを決定したばかり。
このところ熱延製品の国際相場は1トン420米ドル、中国鋼鉄(CSC)の6月分台湾内価格も445米ドルまで上昇して川下ではコスト圧力が高まっていたが、受注状況が好転し市場回復の兆しが見える中、適度にコストを反映できると見込んだものだ。これを受け、第2四半期の業績は第1四半期を上回ると予想されている。
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