ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

水晶部品の台湾晶技、中国の3G携帯導入で恩恵


ニュース 電子 作成日:2009年5月14日_記事番号:T00015352

水晶部品の台湾晶技、中国の3G携帯導入で恩恵

 
 水晶部品世界5位、台湾晶技(TXC)の林万興総経理は13日、中国の第3世代(3G)携帯電話導入に伴い、華為技術、中興通訊(ZTE)、大唐移動通信設備など同国の通信設備大手から3G携帯基地局の部品を受注し、出荷を開始したことを明らかにした。14日付経済日報が報じた。

 林総経理は、昨年20%余りだった中国向けの売上比率が今年は30%を超え、主要収入源の一つとなるとみており、「大陸(中国)最大の水晶部品ブランドへの成長を目指す」と抱負を語った。

 台湾晶技は昨年、世界シェアが売上高ベースで6.6%の5位となり、一昨年の6位(5.4%)から1ランク順位を上げた。ただ林総経理は、「日本企業は高価格製品を供給しているため、出荷量では既に世界首位だ」と強調した。