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中油第3ナフサ更新、住民説明会が無事終了


ニュース 石油・化学 作成日:2009年5月15日_記事番号:T00015378

中油第3ナフサ更新、住民説明会が無事終了


 台湾中油の第3ナフサ分解プラント(通称三軽・高雄県林園郷)設備更新計画に関する環境影響説明会が14日に行われ、トラブルなく終了した。住民側と積極的な意思疎通を図ったことが奏功し、プラント更新工事は早ければ8月にも着工される見通しとなった。操業開始は2013年の予定。15日付中国時報が伝えた。

 地元では安全性、汚染問題などに対する不満が消えないが、台湾中油側は新プランとで新規採用する操業要員の90%を地元から採用し、汚染改善と地元住民の健康増進活動に39億6,000万台湾元(約115億4,000万円)を投資することなどを表明し、住民の了承を取り付けた。同社はこのほか、沿海部の堤防工事、治安改善に向けた路上監視システムなどの整備にも投資を行う。