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UMC、和艦株主に株式取得計画を提出


ニュース 電子 作成日:2009年5月15日_記事番号:T00015390

UMC、和艦株主に株式取得計画を提出

 
 ファウンドリー大手、聯華電子(UMC)このほど、中国江蘇省蘇州市の和艦科技の合併に向け、株式取得計画書を和艦科技株主に提出した。15日付工商時報が伝えた。

 それによると、和艦科技株主はUMC普通株か現金のいずれかを選択できる。和艦の設立当時からの株主は1株当たり0.2147米ドルかそれに相当するUMC株、増資後の株主は同0.3011~0.6625米ドルの現金かそれに相当するUMC株を受け取れる。和艦株主が株式を選択した場合には、UMCは10億9,500万株の新株を発行し、株式交換に充てる。和艦株主全員が株式を選択した場合、UMC株は6%の希釈化が見込まれる。

 和艦科技はUMCが対中投資規制を避けるため、興誠名誉董事長らが2001年に元社員による出資の形で設立した。UMCは先月29日の取締役会で和艦科技の合併を決めており、6月10日の定時株主総会で決議を行う方針だ。合併期日は株主総会での決議から6カ月以内を見込む。