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国際線搭乗前の検疫徹底、新型インフル対策で


ニュース 社会 作成日:2009年5月18日_記事番号:T00015396

国際線搭乗前の検疫徹底、新型インフル対策で

 
 日本や香港などアジアでの新型インフルエンザ(H1N1)感染拡大を受け、台湾の国際空港ではあす19日午前8時から、国際線搭乗者に対し搭乗前の検疫を実施する。乗客にせきや発熱などの症状があれば、渡航延期を勧告する。症状があっても渡航を希望する場合は、医師による渡航可能証明の提出が必要となる。18日付蘋果日報が報じた。

 また、これまで台湾到着便に対しては、北米大陸からの便に限って機内検疫を実施してきたが、空港での検疫で発熱が発覚する例が20件以上に上った。このため、行政院衛生署疾病管制局は今後、感染地域からの便にかかわらず全航空便を対象に、機内で感染が疑われる症状が発見された場合、機長の指示によりマスクを着用させた上で後方の座席に移動させ、到着後に検疫官が機内に乗り込んで検査を行うか、同乗客を直接検査施設に向かわせる態勢へと切り替えた。