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中国、台湾籍船舶の第三地経由容認


ニュース 運輸 作成日:2009年5月18日_記事番号:T00015404

中国、台湾籍船舶の第三地経由容認

 
 中国交通運輸部の宋徳星水運局長は16日、福建省アモイ市で開かれた「海峡フォーラム」の両岸海上直航円卓会議の席上、中台航路を運航する台湾籍貨物船が第三地を経由することを容認する方針を明らかにした。17日付中国時報が伝えた。

 これに伴い、中台航路に就航している台湾籍貨物船が第三地から中台の直航対象港湾に入港したり、第三地に向け出港したりすることが可能となる。第三地経由船についても、従来の直航船舶管理規定を適用する。

 昨年11月の中台協議(第2回江陳会談)では、中台の船舶が相互間の旅客輸送、貨物輸送に従事することを海運協定に盛り込んだが、第三地経由の運航についてはこれまで明文規定がなく、実際に運航を申請しても認可が下りていなかった。

 一方、中国側は新たに銅陵港(安徽省)、石島港、萊州港(以上山東省)、台州港大麦嶼港区、寧波~舟山港沈家門港区(以上浙江省)の5カ所を中台海運直航に開放した。これにより、中国側が中台海運直航に開放した港湾は68カ所となった。