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中国化学製薬、後発医薬品の受託製造で米進出へ


ニュース その他製造 作成日:2009年5月18日_記事番号:T00015410

中国化学製薬、後発医薬品の受託製造で米進出へ

 
 製薬メーカー、中国化学製薬(CCPC)は、米大手製薬会社から受託して開発した、拒絶反応治療に用いる免疫システムの能力を抑える免疫抑制薬の後発医薬品(ジェネリック医薬品)について、米食品医薬品局(FDA)の認可取得後、受託生産に入る見込みであることが明らかになった。後発医薬品での米国市場進出は、台湾メーカーとしては初めて。18日付工商時報が伝えた。

 中国化学製薬の孫蔭南副総経理によると、今回開発した医薬品は、今後人体実験と臨床試験のFDA認証に15~18カ月かかる見込みだ。

 同社、後発医薬品展開について、5~6年以内に成分や製造方法の特許権が期限切れとなる薬品を中心に進めるとしている。具体的には、循環器疾患など生活習慣病治療の内服薬、および精神疾患治療薬、抗生物質などを主力とする方針だ。