ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

宏全国際、東南アジア事業を強化


ニュース その他製造 作成日:2009年5月18日_記事番号:T00015411

宏全国際、東南アジア事業を強化

 
 飲料容器製造の宏全国際は今年、中国と東南アジアで生産拡大を進めているが、うち東南アジアでは5億台湾元(約14億5,000万円)を投じ、タイに運営本部と飲料容器工場、インドネシアにインハウス生産ラインを新たに建設する。18日付工商時報が伝えた。

 同社は東南アジアでの事業強化の理由について「域内11カ国の人口は5億4,000万人、飲料市場は巨大で、全体では安定成長期に入っている」と説明。曹世忠総裁によると、東南アジアには現在、タイ現地企業との合弁の宏福工場、タイ工場、インドネシア工場、ベトナム工場の4基を持ち、統一企業(ユニプレジデント)やコカコーラ、キリン、サンミゲル、オイシ、チベコ飲料といった大手顧客に製品を供給。昨年売上高の前年比成長率は50%に達し、安定成長を続けているという。

 同社は今年は中国でもペプシコーラの蘭州工場(甘粛省)にインハウス生産ラインを設置する。