ニュース 食品 作成日:2009年5月18日_記事番号:T00015414
台湾煙酒(TTL)と金門酒廠(金酒)が中国市場開拓に当たり、共同でマーケティング会社の設立を計画している。両社を主管する財政部と金門県議会の同意を得れば今月中にも正式発表となるもようだ。18日付経済日報が報じた。
これについてTTL経営陣は、「マーケティングコストを節減でき、販売する製品が増えれば大陸(中国)の消費者へのアピール力が増す」と好感している。
中国の烈酒(アルコール度数40%以上の蒸留酒)市場は年間1,000億人民元(約1兆4,000億円)もの規模があるものの、競争が激しく参入は容易ではない。金酒は中国15都市に代理店を構えているが、昨年の売上高120億台湾元(約344億円)のうち、中国市場ではわずか2億元にとどまった。
TTLは今月から中国で「台湾ビール」の販売を正式に開始。また、玉山コーリャン酒の商標権をめぐって、中国で先に商標登録を行っていた萊順徳公司との和解も成立した。今年の売上高は20億~30億元に達するとみられる。
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